桑の葉の効能はダイエットの強い味方
また、古くから漢方薬にも用いられており、インスリンの分泌促進や体重減量作用などがあることから、昔は糖尿病の治療薬としても使われていました。
桑の葉の効能と有効成分
デオキシノジリマイシン(DNJ)の力でダイエット
桑の葉にはデオキシノジリマイシン(DNJ)と言って、炭水化物(糖質)の吸収を抑える働きがあります。
炭水化物抜きダイエットというダイエット法があるように、炭水化物を制限することでダイエット効果があることは知られています。
しかしこの炭水化物抜きダイエットはパスタや白米、パンなど炭水化物が好きな方にとって、とても辛いダイエット法でもあります。
この桑の葉に含まれるデオキシノジリマイシン(DNJ)を摂取することで、炭水化物の吸収を抑えることができますので炭水化物が好きな方にとっては、とても嬉しい成分です。
血糖値の上昇を防ぐ働きもありますのでダイエット効果は抜群
食後は血糖値が上昇するのですが、血糖値が上昇することでインシュリンというホルモンが分泌され、各細胞へエネルギー源として糖を送り込みます。
しかし、細胞に十分な糖が送り込まれるとインシュリンは残った糖を脂肪細胞へ送り込むため、脂肪が蓄積され、肥満を招きます。
その為、ダイエットするにはインシュリンの分泌を抑える必要があります。
インシュリンは血糖値が上昇することで分泌されるホルモンですので、血糖値の上昇を抑えることでインシュリンの分泌も抑えられその結果、ダイエットすることができるのです。
この他にも桑の葉には、体内の余分な水分を排出させるカリウムや血液や腸内など体の中を綺麗にする働きのある葉緑素(クロロフィル)なども豊富に含まれています。
普段の食生活では不足しがちなカルシウムに加えダイエット効果の高い成分が含まれた桑の葉の効能は女性にとって強い味方となる食材です。
カルシウムは牛乳の約24倍!
カルシウムというと骨や歯を作る元というイメージを持たれがちですが、それだけではなく体の細胞の分化や増殖などにも使われています。
また、女性ホルモンを制御する働きもあり、女性ホルモンのバランスが崩れ始める30代以降の女性は特に積極的に摂取したい成分です。